2018.07.05 Thursday

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    2015.01.13 Tuesday

    固形培地耕、自動給水テスト開始!

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      今日は意外と暖かい日でしたね!
      明日から雨の予報なので、暇になった夕方遅くからバタバタと外作業をしました。

      春から予定している固形培地耕の自動給水、ベストの配管方法などまだわからない
      部分もあるんですが、これ以上頭の中だけで考えていても結論も出ないので、
      ともかく実際にセッティングをしてみました。


      水位調整器兼用のリザーブタンクや各コンテナは室内での加工を終えていたので、今日は配管作業です。

      配管は一番悩んだ部分なんですが、6基並んだコンテナの中央部分までリザーブタンクからのホースを
      持ってゆき、その位置から6方向にタコ足分岐させました。
      その関係で中央付近のコンテナ1基だけ、前面に配管が出てきています。出来れば後ろに隠したかったけど、
      分岐方向の関係でとりあえずこの位置がベストでした。


      他のコンテナは裏面に各ホースが収まっています。


      コンクリゾーンは水勾配が付いているため、水平ではありません。
      各コンテナは枕木の上に置いてありますが、テーパー処理が面倒でそのままなので、
      各コンテナの水位に違いが出ます。一番左のコンテナと一番右側のコンテナでは2センチほどの差が・・・。

      枕木にテーパーをつけて揃えることも出来ますが、それよりは各コンテナの中の苗の台座の高さで調整
      したほうがはるかに簡単なので、このままゆきます。
      水道直結の水位調整器に水を入れて、水位が揃って給水が止まったのを確認して、各コンテナに
      オーバーフロー穴を開けました。


      とりあえずの所は水漏れはありませんが、念のため長期間に渡って今日からテスト期間ですね!!
      プラボードでフタをして作業終了しました(^・^) かかった時間は約1時間ほどでした。

      この配管方式で、果たしてリザーブタンクからの水(液肥)がある程度均等に給水されるのか確信がありません
      けど、スナップエンドウでやっているようなコンテナ直結に近い方式よりはマシだと思っています。

      コンテナですが、当初は出来るだけ細長いコンテナを使って「配管分岐」を少なくする予定でしたけど、
      「細長いコンテナが見つからない!」のに加えて、「栽培容器は1つに1品種のほうが良い」ということと、
      品種によって吸肥率も違うだろうから、むしろEC調整を細かくできるメリットがあるかも・・・・
      という理由で、スナップエンドウと同じ、13リッターのコンテナに統一しました。

      今、頭の中に疑問点がいくつかありますが、もう実際に栽培を始めてみないとわからないですね(笑)
      なにしろ複数コンテナの自動給水ってのが初めてですし、正直出たとこ勝負です。今年は^_^;


      左手前のスナップエンドウのコンテナ4基は、栽培終了したら水位調整器に接続します。

      このコンクリゾーンが屋上とかだったらね、中央部分も栽培に使えるんですけどねぇ。
      現実には階段から玄関、庭への通り道なので、結局は端っこしか使えないんです。

      写真でわかる通り、自動給水でやれるコンテナ数は10基になりそうです。
      割り振りですが、春からはトマトを8品種、ゴーヤ×1、キュウリ×1って感じでしょうかね!

      小型ペッパー類はゴミ箱パッシブでゆくとして、ナスとかピーマンはプランター土耕かなぁ。
      オクラは今のところ場所が見当たらないし、他に育てたいトマトもまだまだあるし・・・。

      今シーズンも栽培したいものが多すぎて、栽培場所に四苦八苦しそうです。

      【おまけ】
       昨年の秋からハイポニカ・ぷくぷくで栽培していたサンチュの根です。

      結局、5回ほどローテーションして年末に終了していました。
      昨日容器を洗ってやったんですけど、既に栽培槽はカラカラで根っこはこんな感じで乾いていました。

      昨シーズン、フルティカを小さな栽培槽(9Lほど)で循環水耕してみてわかったんですが、この感じだとまだまだ根詰まりの心配はなさそうです。

      パッと見は息苦しそうに見えるけど、実際はぜんぜん平気(笑)
      ただし、ここまで根が容器いっぱいになると、酸素供給の問題が出てきますので、流れのある循環か、強力なブクブクは必須だと思います。

      忘れてましたが^_^;、春からはこの栽培装置でミニトマトの「ネネ」を育てるんでした!!

      2Lの予備タンクじゃとても足りないでしょうから、補助給水の方法も考えないといけませんね!


       
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      2015.01.04 Sunday

      スナップエンドウの定植準備 いきなり失敗^_^;

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        新年あけましておめでとうございます。
        今年もどうぞよろしくお願い申し上げますm(__)m

        あっという間に三が日も終わってしまったわけですが、
        いろいろと忙しく準備をしたのも大晦日まで・・・。
        この三日は毎年の例にもれず、何をするでもなくグダグダと飲んだり食ったりしてました。
        でも、珍しく正月のうちから家の中でゴソゴソと栽培装置を加工したりもしましたよ(笑)

        年末にトマト棚と自動給水設備を早々と完成・試運転したんですが、ついでに固形培地耕の
        ほうの給水も全自動化するつもりになって、必要な部材を購入したり、構想を練ったりしています。

        で、いきなり大いなる疑問にぶち当たってしまいました。「液肥の濃度」についてなんですよねぇ。


        これが年末に試運転したトマト棚用の循環装置なんですが、
        この方式の場合は左の栽培槽と右のリザーブタンクは文字通り循環していますから、
        液肥が減った分、水道直結のただの水が補給されて薄まっても、栽培槽とリザーブタンクの
        液費濃度はほぼ同じになります。

        なのでリザーブタンクの濃度をチェックして調整してやるのは割と簡単な作業です。
        栽培槽+リザーブタンクの容量に対して、目標の濃度に上げるだけの原液を追加すれば良いわけですよね。

        ところが、固形培地耕は栽培槽が複数になります。
        やり方によってはとんでもないことになりそうだと気づきました。


        例えば4つの栽培槽を並べる場合ですが、こんなふうに各栽培槽を直結(赤ラインはホースで接続)した
        場合、サイフォンの原理で4つの栽培槽の水位は揃います。
        また、水が減った場合に1から4のどの容器に水を入れても最終的に全ての容器に水は回って水位が揃います。
        これだけでも手動補給の場合はずいぶん楽になります。ひとつの容器に補給すれば勝手に水位が
        同じになってくれるんですからね! でも・・・・

        これがただの水なら別に問題はないんですが、液肥だと大問題になりそうな予感がします。

        まず手動補給の場合なんですが、
        仮に1から4までがすべてEC1.0で水位が半分に減っている場合、新しい液肥を1に注いだ場合と
        2に注いだ場合では、3と4の濃度に差が出るんじゃない?ってことです。
        例えばEC2.0の濃度の液肥を1から補給したら、1→2→3→4 の順番に 濃→薄 となりそうですよねぇ。
        容器に直接注がずに、ホースに直接注げばある程度均等に補給はできそうですが。

        自動補給の場合は水位は常に一定に保っていますから、手動に比べれば容器間の水の移動は極端に
        少ないと思うし、そこまでの濃度差は出ないような気もしますが、
        それでも栽培槽の数がもっと増えたらどうなるんでしょうかね・・・。
        それに、各栽培容器によって野菜が違えば液肥の消費量も違ってくるし、その場合にひとつの容器が
        猛スピードで減ったとき、リザーブタンクからも供給されるだろうけど、水位を保とうとするサイフォンの原理
        で考えれば、他の容器からの流入も多少はあるような気もします。
        そうすると週単位で考えるとやはり濃度差は生じるんじゃないかとも思えます。

        循環装置のように容器の液肥が常に入れ替わってくれれば濃度は一定になるんでしょうが、
        独立した流れのない容器だと、このへんが面倒なことになりそうです。
        結局は一定期間ごとに各容器のECを個別に調整しなきゃいけないってことか。

        となると楽をするためには栽培槽の数を減らすしかないってことになりますねぇ。

        長ーいコンテナならEC管理もぐっと楽になりそう。2mとか3mとか。
        でも、長ーいコンテナは普通は売ってません。調べても特注になるみたいだし、農業用や医療用に
        特殊な製品もあるみたいだけど、あり得ない価格なのでこれは無理。
        それに、あまりに表面積がデカイと、原液でEC調整するにも全体的に撹拌するのも難しそう。
        木枠を組んで防水シートを使って長いトレイを作ることも考えてはいますが、うーん・・・。

        まだ春まで時間があるし、これについてはじっくり考えてみますが、ちょうどすぐに実験開始できる
        スナップエンドウという素材があるので、コンテナ直結方式で実際にどうなるのかを実験することにしました!


        実はこれは失敗作なんですが^_^;
        原理的には上のイラストのイメージです。裏側はホースでそれぞれを繋いでいます。
        苗のセットまでしたんですけど、安物のプランターで壁面が薄くてセッティング中にひび割れが出来て
        水漏れが発生(-_-) コーキングで補修も可能ではありましたが、また同じことが起こった場合、
        栽培途中の補修は困難が予想されるので潔く諦めました。


        新たに材料を調達して部屋の中で下準備を済ませました。

        栽培槽はプラコンテナ。苗を置く台として100均の食器棚に使うやつ。足を曲げて高さを調整しています。
        これに毛管効果を出すためにマイクロファイバークロスをかぶせて苗を置くことになります。

        それぞれを繋ぐのは外径20ミリのホース、接続には塩ビ管のエルボとチーズを組み合わせます。

        スナップエンドウはせいぜい5月の中旬くらいまでなので自動給水は使わないと思いますが、
        上に書いた、「液肥の濃度差」に着目していろいろ試してみます。
        明日、定植できる天気ならセットしたいと思います(^・^)

        さて、2014シーズンから引き続きの野菜ですが、


        コンクリゾーンも整理して、今はこれだけです。 他は土耕のソラマメがあるだけ。


        横から中を見るとこんな感じ。コロ助に挟まれてスナップの苗トレイを置いてます^_^;

        コロ助、プチヴェールは年末に液肥の全交換をしてやったくらいであとは放置!
        鍋の季節に間に合ってくれるんだろうか・・・・。まだまだ小さいですよねぇ・・・・。


        今年は水耕シーズン3年目!! 少しレベルアップできるといいんですが(笑)


         
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        2014.08.31 Sunday

        実験栽培レポ 8/31 

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          8月も今日で終わり・・・。今年は全国的に異常な夏でしたね! 
          9月からは秋らしい天候に戻って欲しいもんです。

          さて、今シーズンも意味があるのかわからないヘンテコ実験をいくつかやっていますが、
          殆どレポートしてないのもあるのでちょっと記事にしてみます。

          まずは6/22に始めた固形培地耕の実験から

          実験栽培 ロッソロッソ 固形培地耕
          ペットボトル給水器でやっている実験のサイズアップ版でしたが、二ヵ月後の今こうなってます・・・。
          実験栽培 ロッソロッソ 固形培地耕
          (^▽^;)  ようやく収穫できそうな実がたった2つです。それもかなり小粒なトマト。
          理由はいろいろあるんでしょうけど、よくわかりません(笑)

          「ロッソロッソ43個とは言わないけど、15個以上収穫できたら十分合格なので、
          達成できたらこの実験は成功ということにします(^・^)」

          なんて実験開始の時に書いてますが、完全に失敗ですね! 
          明日にでも収穫したらさっさと撤収します。

          つづいて7/15に開始したカゴの違いによる根張り実験

          実験栽培 フルティカ 固形培地耕
          なんの根拠もないけど、カゴの形状の違いで根張りが違うような気がしたので(笑)、丸カゴと四角カゴで
          フルティカの脇芽を栽培してみました。 一ヶ月半後の様子は・・・・
          実験栽培 フルティカ 固形培地耕
          肝心の根張りが見えませんね。でも見る必要がないくらい両者に違いはありませんでした(笑)
          予想通り? 単なる思い過ごしってことでいいんじゃないかと! 
          ウチのゴーヤ栽培では間違いなく根張りが丸カゴと角カゴで違うんですけど、何か別の理由があるんでしょうね!
          栽培終了した時にじっくりと観察してみようと思います。

          根張りはともかく、フルティカはどちらもそれなりに徒長しながら生長していて、いくつか実もつけています。
          栽培時期がちょうど日照不足+長雨の時期と重なったので栽培成功とは言えませんが仕方ないですね。
          このやり方自体は今までに好成績なカゴ&トレイと同じですから栽培方式は問題ないはずですしね!

          お次は8/17に実験開始の秋ナスの固形培地耕

          実験栽培 秋ナス 固形培地耕
          これは今年ゴーヤでうまくいっている固形培地耕と同じ方式ですが、片方は培地の中に固形肥料と
          微量要素をあらかじめ混ぜ込んで、プールへの補給は水道水のみという比較実験です。
          実験栽培 秋ナス 固形培地耕
          2週間たってどちらも少しずつ大きくなってますが、水道水補給のほうは花芽をつけました。
          残念ながら切り戻した老化苗しか買えなかったのであまり期待はしてませんが、比較はできるかなと思います。


          最後は8/20にスタートしたばかりの秋トマト
          実験栽培 タイ・ピンク・エッグ 固形培地耕 ペット給水器
          春夏で一応の成功を見たペット給水器のミニトマト(ガンバ)と同じ方式で再度の実験。
          7/17に種まきしたタイ・ピンク・エッグですが、
          実験栽培 タイ・ピンク・エッグ 固形培地耕 ペット給水器
          徒長気味ですがそれなりに成長しています。 黄色の容器は春スタートのスィートバジル。元気です(^・^)

          高湿度と気温の低いせいだと思うけど、どのトマトもうどんこが発生していて、このピンクエッグもそう。
          カダンセーフの散布でごまかしていますが、今年は県内の農場でもうどんこが多発してるみたいです。

          実験するからには何らかの結論を出したいところですけど、一番知りたいのはやっぱり

          ・固形培地耕の「養液」、「水道水」の栽培結果ですね!

          養液栽培だから土耕よりも成績が良いのか、それとも肥料は固形肥料でも問題なくて通気性に
          アドバンテージがあるのか。ここが一番知りたいです。
          後者の理由なら、来期の固形培地耕の補給は水道水でいいわけですしね!

          その意味で、秋ナスの栽培結果が楽しみです!!

          そうそう、実験といえば、来月早々にもパッシブ水耕(ゴミ箱)のほうで新しい実験をスタートしてみます(^・^)
          来年の3月頃までの長丁場の実験になりそうですが、秋冬の間の楽しみになりそうです!


          収穫野菜 トマト オクラ とうがらし 万願寺
          8月最後の収穫! なんとかトマトも残っていて良かった(笑) 



           
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          2014.08.19 Tuesday

          【栽培装置まとめ】 縦型循環装置

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            今年新たに作ってみた栽培装置についてまとめてみます。今回は縦型循環装置。
            ※4/13の記事と写真が重複しますが訂正部分もあるので再度アップします。

            縦型循環装置 自作 水耕マシン
            まずは完成形の縦型循環装置です。
            アルミシートでカバーしている上部が栽培槽のコンテナで、これを下のペールに乗せる形です。
            このやり方はおそらく私しかやっていないと思うのですが、こんな方式にしたのには理由があって、

            ・真夏の液肥補給の頻度を減らすために、「小さな栽培槽+大きな液肥プール」の装置にしたかった
            ・狭い場所にも置きたかった。つまり底面積を出来るだけ小さくしたかった

            こんな理由でいろいろと考えていたら、この縦型方式にたどり着きました。
            以下に材料と作り方を説明します。

            縦型循環装置 自作 水耕マシン
            まず一番重要な栽培槽とリザーブタンクの組み合わせですが、ホームセンターを回っていろいろと
            試した結果、この組み合わせだと加工ナシで簡単に使えることがわかりました。

            具体的な商品名は

            ・ブルーコンテナ  イレクターで有名な矢崎加工の PT-9 というコンテナ
            ・ペール        トンボ マイティ連結分別ペール 45型 (新輝合成)

            この組み合わせだとペールの内部の出っ張りが「桟」のようになってコンテナを支えてくれます。
            つまり乗せてるだけ。今年の春夏シーズン通して2台が稼動中ですがコンテナが落ち込んだりすることも
            なく、安定性にも問題がないことを確認しています。

            縦型循環装置 自作 水耕マシン
            ペールが540円となっていますが、これは訳あり商品で、本来付属しているはずのフタが無いということで
            半額で購入したものです。通常は1,100円くらいで販売しているようです。

            耐寒ホースは冬季のことを考えてこれにしましたが、春夏栽培であれば通常のホースで構いません。
            水中ポンプをペールの下にセットして汲み上げますから、1mほど買えばOKです。

            水中ポンプはこの手のポンプの中で一番小さなものでOKです。消費電力6W程度のものです。
            私の使っているのはタカショーマーメイド300というもの。

            消費電力:約6W、最高揚程:約90cm(60HZ測定)、最大流量:約300L/時 内径約12mmのホースに接続可

            というスペックですが、安い割にはなかなかの耐久性で、我が家では循環装置の他に「つくばい」などでも
            同じポンプを使っていますが、5台ほどが3年間ノンストップで稼動中です。
            過去の経験では、この手のポンプはだいたい5年くらいはノンストップで使えていますのでコスパも良いです。

            断熱ボードは栽培槽の上にかぶせるフタで、定植口を開けたりホースを通す穴を空けたりしますが、
            100均の発泡ボードでも全然かまいません。厚手のもののほうが良いのは確かですが。
            薄手を2枚重ねなども発泡ボードならカッターひとつで簡単に加工できますよね!

            縦型循環装置 自作 水耕マシン
            実際の加工ですが、まず液肥プール用のペールは無加工です。何もしなくてOK!
            写真のように水中ポンプを底にセットして、汲み上げ用のホースを差し込むだけ。
            実は、コンテナを乗せた時に写真で言うと左右に少しずつ隙間ができます。2センチくらいかな。
            その隙間にホースや電源コードを通せばいいので超楽ですよ(^・^)

            縦型循環装置 自作 水耕マシン
            手前の隙間からホースとコードが出てますね。こんな感じで反対側も隙間があきますので、
            液肥の補給や排水はこの隙間を利用します。

            天板は写真では2箇所の穴を空けてますが、これは単にホースがずれにくいようにするためで、
            別に一箇所で問題ありません。要はこんなふうに上から液肥を落としてやればいいだけです。

            写真がありませんが、ブルーコンテナには穴あけ加工が必要です。
            本格的にやるなら底の部分に穴をあけてパイプを縦に取り付けて水位の調整などもできるように
            すればベストですが、単に横に穴をあけるだけでもいけます。

            ただし、横に穴をあけると排水の勢いで下には落ちずに横に飛び出す形になるので、ちょっとだけ工夫。
            キッチリやるなら、L字型のパイプで下に落としてやるようにするのがいいんですが、穴の前面部分に
            厚手のビニールでガードを作ってやるとビニールを伝って下に落ち込んでゆきます。
            ビニールをペールの下のほうまで長くとってやるとビニールを伝いながら落ちてゆきますので、
            落下音も低減できるというメリットもあります。

            ベランダなどで音がしては困る!という場合に有効なのは、排水口にホースを通してそのホースを
            ペールの底くらいまで届くようにすれば落下音は皆無になりますよ(^・^)
            その場合、落下による酸素の混入がなくなるので少しだけ不利にはなりますが、基本的に水が循環
            することによって水の表面が動いていれば溶存酸素は問題ないです。

            溶存酸素が問題になるのは水温が30℃を超えた時で、この場合はエアレーションをしてもハッキリいって
            無駄だと思います。供給しても溶け込んでくれないですからね! 何よりも水温が上がらないようにすることが
            重要です。酸素の供給については他の循環栽培でも2シーズンやりましたので確信しています。
            酸素不足で根腐れってのは循環装置では一度も起きていませんので!

            話が横にそれました(^▽^;) 

            さて、最後の仕上げとして、ペールとコンテナの隙間の遮光ですね!
            一番上の写真のようにアルミシートなどで覆ってやれば問題ないと思います。
            私はスカート状にして、簡単にめくれるようにしました。そうすると液肥補給も簡単になります。

            このシステムで今年栽培してみた中玉トマトのフルティカの様子がこちら

            縦型循環装置 自作 水耕マシン フルティカ 

            実質容量が7リッターほどの小さな装置でも1.5m×1.5mのトマト棚をいっぱいにする能力がありました!!
            7月の初め頃には根はパンパンになって限界のように思えましたけど、実際はその後一ヶ月経過しても
            ジャンジャン枝を伸ばして着果していますから、根詰まりは起こってないようです。

            8/18現在でフルティカが424個の収穫、今月末には撤収の予定ですが最終的には500個近くはいくと思います。

            栽培してみての感想

            ・省スペースなのでベランダでも全然余裕で置ける。
            ・液肥補給が楽。盛夏の猛暑日でも2日間は補給なしでいける。梅雨明け前までは週に1回の補給でOK。
            ・たくさん収穫できる!! ミニトマトなら1000個は軽いでしよう!! 1500個もいけるかも。
            ・材料費が安く済む。電気代も100円/月程度。
            ・仕組みが単純なのでノントラブル。ワンシーズンはメンテナンスなしでOK。

            あえてデメリットをあげるとすれば

            ・縦型のため、定植口の位置は高くなる(約70センチ) なので大きくなったときに安定性が悪い。

            うーん、このくらいしかデメリットが浮かばないです(笑)

            実際に我が家で栽培中のデカチャンプもこの装置でやっていますが、最近、強風で倒れました^_^;
            倒れたといっても装置全体じゃなくて、定植しているフタごとめくれて倒れたって感じです。
            対策としてレンガを2つ置いて重しにしていましたが、背が高くなったデカチャンプが強風にあおられると
            そんなことにもなりえるということですね。
            でも、これは簡単に解決できると思います。倒れないようにロープ等でどこかに固定すればいいだけですし。

            とにかくベランダで循環するならこの方式は合っているんじゃないかと思うので、来期は我が家の
            ベランダにこれを置いて、縦にネットを張ってトマトカーテンを作ってみようと思っています(^・^)

            総評

            装置製作の簡単さ ◎ 液肥補給 ◎ 収穫 ◎ 味 ○  総合点 90点/100点 !!

             ちょっと甘め?(笑)





             
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            2014.06.11 Wednesday

            久しぶりに根の観察 クエン酸マズイかも?

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              晴れ間が出ません・・・。ずーっと雨または曇天。
              梅雨入り後は液肥作りも1日40リッター、実際使うのは30リッターくらいのこともあって物足りないくらい^_^;
              40リッターというと多いような気もしますけど、私の場合は45リッターのポリバケツに散水ホースから
              水道水を注ぎながら、その間にカルキ抜きをパラパラ、濃縮液肥3種類を計量して入れるだけです。
              ある程度量が多いので、濃縮液肥の計り方もかなりアバウトですが誤差が少ないので気も楽なのでした(^・^)

              梅雨の間は液肥補給以外にたいした作業もないので、久しぶりに根のチェックをしてみました。


              ミニトマト2種を混植しているメインの循環装置はまだまだ詰まっている感じもなく、根の状態も良好です。
              ミニ循環装置もまだ余力はありそう。根も問題ないようです(^。^)


              循環装置の中では最も小さな栽培槽(8L)のフルティカですが、この地上部の大きさなのにかなり栽培槽は
              窮屈になってきた感じ・・・。1.5m四方の棚をいっぱいにするにはチョット栽培槽が小さすぎたかな?
              根の状態ですが、写真では褐色に見えますけど、実際はもっと白くて問題があるほどには感じません。
              この小さな栽培槽+循環でどこまで大きくなれるんでしょうねぇ! 楽しみです。


              同じく縦型循環のデカチャンプ(ピーマン)。フルティカの装置とまったく同じものです。
              双葉で定植してやっとここまで育ちましたが、まだまだ根も少なくて循環の恩恵を受けている根はわずかです。
              デカチャンプは固形培地耕、土耕でも栽培中なので循環装置との違いを確認できそうです。
              100均のプランタースタンドと朝顔支柱を組み合わせて支柱を立ててやりました。


              しろくまゴーヤはまあ順調ですが、白ゴーヤは痛んだ下葉をとられてかなり情けない姿に・・・。
              基本的に同じ仕組みの固形培地耕ですが、栽培槽に使っているカゴの種類が違います。しろくまのほうは
              かなり背が高いですが、白ゴーヤのカゴは背が低いタイプ。
              プールしておける液肥面をできるだけ高くするために、培地のバーミキュライトはカゴいっぱいまで入れましたが、
              そのおかげでしろくまの写真のようにかなり高い位置で根がカゴから飛び出していますよね・・・。
              これじゃあ液面が下がると乾燥してしまいそうな根がたくさんあって、結局は常に水位を高く保ってないと
              いけないってことになるのかなぁ・・・。だとしたら失敗かもしれませんね^_^;  
              培地の高さと水位の関係もまだハッキリとは自信なくて、どの程度まで水位をあげても根腐れの危険がないのか
              よくわかりません。

              液肥濃度を上げてから白ゴーヤは回復傾向にあるのは間違いないですけど、状態が良いとは言えないので
              もしかするとダメになる可能性もありそう。 念のためしろくまの子ヅルを切って根出し中です。


              クエン酸実験中の固形培地耕、キュウリとミニトマトの混植です。
              今のところ夏すずみの生長具合は殆ど同じに見えるし、心配してなかったんですけど、今日確認してビックリ(-.-)

              左の容器は液肥も透明で根も問題なさそうですが、クエン酸を投入した右側はマズイです。
              写真を撮る前に処理してしまったのですが、飛び出た根は綿のような半透明のカビだらけ(ーー゛)
              液肥も濁って、残った根も褐色で・・・。こりゃどうみてもクエン酸の影響だと思われます。

              液肥のPHですが、今日の時点ではPH7弱くらいに上がっていました。
              雨で薄まったってことはないので(水位で確認した)、根が吸収した
              と考えられるけど、そのせいでカビたのか???

              うーんサッパリわかりませんが、とりあえず全量交換に近い
              くらいで液肥を入れ替えました。

              もう一度確認するために、このまま新しい根が出るのを待って、
              再度クエン酸を投入してみます^_^; 
              ただし、前回よりは倍くらいは薄めて入れてみようかな。
              なにしろ実験なので、ここで中止したら中途半端ですしね。

              今のところ夏すずみも元気そうなので、もう少し実験につき合わせます。

              ※クエン酸実験ですが、この固形培地耕のみ、直接液肥にクエン酸を混入する実験をしています。
              同時にクエン酸水溶液(1000倍)を菜園全体に週2回のペースで葉面散布の実験もしています。
              こちらは明らかな効果も認められませんが、弊害も出ていませんので引き続き継続してみます。


              パッシブ水耕(ゴミ箱)のバジルの根はこんな感じ。
              水位が下がったときに少しでも保湿するために500mlのペットボトルをそのまま定植容器にしましたが、
              この状態を見ると、保護されるのは一部の根で、やはり乾燥してしまう根のほうが多いみたい。
              乾燥を防ぐ手段として、パーライトを液肥に浮かべとくって方法もあるんですけど、あれって手にまとわりついて
              扱いにくいんだよねぇ・・・。根にまとわりつくのは大歓迎なんだけど(笑)

              同じ方式のペッパーも似たような感じの根の出かたです。スリットを上まで切りすぎたのは失敗だったかな(-.-)


              最後は明るい話題で締めくくりましょうかね!
                
              フルティカはようやくゴルフボール大の実が収穫できました(^・^)
              糖度はやはり7度くらいなんですが、食べると美味いので、逆にもっと上がったらと思うと期待大です!
              このピンキーは糖度は6度くらい、ピンク系ですけど、この色ではまだ完熟とは言えないんですよね。
              この実は一番下に生った実で、雨に半分浸かってたから収穫しましたが、味も薄めでイマイチでした。


              今年はちょっとエアルームトマトってのをやってみようと。
              秋トマト用に種蒔きした5種のうち4種は無事に発芽しました(^・^)
              黒ビニールで遮光されたやつは人からの頂き物なんで、発芽してくれないと困る!(笑)
              種蒔きが6/3だから、そろそろ発芽してくれないとマズイよー(^_^;)

               
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